【実話】公務員を辞めた時の職場の反応~辞めるのは怖くない~

こんにちは。元公務員ライターの新美(@inaka_free213)です。

今日の記事は、公務員を辞めてから1ヶ月後に書いて保存してあった、下書きを修正したものです。

私が辞める時、周りの人がどういう反応だったかを記事にしました。

役所に限らず、会社勤めの方が会社を辞めるのって、とても勇気がいることだと思います。

でも、会社を辞めるのは思ったよりも怖いことではありませんでした。

周りの反応が気になってなかなか辞められない人の力になれば幸いです。

泣いてくれた上司

辞めるにあたって、一番反応が気になったのは、とある上司でした。

はきはきとした女性で、よくうっかりする私を心配して、日ごろからかなり厳しいお言葉を頂いたりもしました。

ここで辞めるなんて言ったら、なんて言われるだろう…

正直、怖くて仕方ありませんでした。

まずは直属の上司に辞める旨を伝え、後日、別室でその上司と3人で改めて話しに行くことに。

座って向き合うと、その上司は、ハンカチだけを持って、目に涙をためていました。

一通り話しながら、先に私が泣いてしまいましたが、目を見て頷きながら、全部を聞いてくれました。

寂しいけど、若いうちに方向転換できてよかったと思う。これは、おめでたい門出だね。

色々相談させて頂いていたとはいえ、ここまで言ってくれるとは思わず、嬉しい驚きでした。

そしてちょっと辞めたくなくなりました…。笑

その後もランチに誘うなど何かと気にかけてくれ、最終出勤日まで、常に優しくフォローしてくれました。

祝ってくれた同期

辞めると決めてから、お世話になった方や同期に挨拶回りをしていました。

ある同期に「辞めるんだ」と伝えると、

「え、なんで?助けてあげられなくてごめんね!」と泣きそうになってくれました。

まだ何も言ってないのに…。涙 そして、相談しなかったことを少し申し訳なく思いました。

(大きな決断ほど人に相談しないタイプなので)

「新美ならできるよ!応援してる!」と言ってくれ、後日プレゼントまでくれました。

私が田舎フリーランス養成講座に行くと伝えたからか、プレゼントはペンポーチと筆記用具。

他にも、「初めて何かが世に出たら教えてね!」「皆で遊びに行くからね!」と色々な人が言ってくれて、

組織を抜ける不安より、大事な人たちと出会えたという喜びが日に日に大きくなりました。

みんな優しかったです。忙しい中挨拶周りにも時間を取っていただき、皆さん本当にありがとうございました。

意地悪になった先輩

逆に、辞めると発表してから意地悪をしてくるようになった人も何人かいました。

聞こえる音量で「(辞めるなんて)ありえない」「クーデター起こそうw」と話していたり

別の先輩が寂しがってくれ、二人で話していたのにその部屋の電気を消されたり。

私にだけ無言で書類を置いたり、明らかに私にだけ構わなくなったり…。

でも、そのうちの1人の先輩は、最終日にあいさつしに行くと

「本当はこれから新美に色々教えていくつもりだったからな、残念だったな…」

と言われ、急に事務所を出て行ってしまいました。

やり方は少しどうかと思いましたが笑、

先輩なりに大事に思っていてくれたからこその意地悪だったんだと思います。

それ以外の方はまあ…今はどうも思っていませんが笑、

職員が1,000人以上いる組織でそういう態度の人は2人くらいだったので、

思ったより皆さん優しくしてくれて、ありがたいな…頭が上がらないな…と思いました。

まとめ:辞めるのは意外と怖くない

もし、会社を辞めたいのに周りの目だけが気になっているのなら、思い切って辞めてもいいと思います。

仕事だから、今後も付き合っていくつもりだからこそ厳しくしているだけで、辞める時は意外と皆優しかったです。

もちろん、十二分に引き継ぎをして、きちんと挨拶をする必要がありますが。

今後の人生をその会社で過ごすことを考えたら、自分にとっても周りにとっても、辞めたほうが断然いい場合もあります。

私は3年悩みましたし、辞めればいいというものではありませんが、

周りの目だけが気になるのなら、きっと辞めても大丈夫。

悩んでいる方の背中を押せる結果になれば幸いです。

逆に、どうしても周りの目が気になってしまう方は、「退職代行」に依頼するという手段もあります。

辞めるかはわからないけど、天職を手軽に見つけたい!という方はこちらもどうぞ。

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ライター/田舎フリーランス養成講座講師。 初月17万達成。FMラジオ「たくまのkokoroここからだ!」出演。note「元公務員ライターが教える、未経験から初月17万円稼ぐ17の方法」発売中。1988年生まれ。法政大学卒業後、都内某役所で5年間勤務。田舎フリーランス養成講座を受講後退職、独立。