スキルなしのライターが1年目でKADOKAWA・マイナビと仕事できた方法

こんにちは、元公務員ライターの新美(@inaka_free213)です。

今日は、スキルなしでライターを始めた私が、

1年でKADOKAWAさん・マイナビさんとお仕事できるようになった経緯をお話しようと思います。

正直、自分でもこんなに早く大企業さんとお仕事させてもらえるとは思ってもみませんでした。

今でも再現可能な方法だと思うので、フリーランスやライターで稼いでいきたい方はぜひ。

1:クラウドソーシングで仕事に慣れた

まずは、ランサーズやクラウドワークスなどのクラウドソーシングサービスで大量に案件を受注し、ライター業に慣れました。

クラウドソーシングとは、お仕事を依頼したいクライアントさんと、お仕事が欲しいフリーランスをネット上で仲介するサービスです。

最初は1,000字書くのに2時間も3時間もかかったりしていましたが、

慣れてきたら徐々に1時間で書けるようになり、3ヶ月目には1時間で2,700字書けるようになりました。

まずはライティングに慣れて自信をつけ、その自信と実績を持って営業していくのがおすすめです。

ライターの場合、記事の最後に自分の名前が載る「記名記事」のみが実績としてカウントされます。

この記名記事が3記事ほど実績としてあると、営業の成功率が上がるので、まずそれを目指すのがセオリーですが

クラウドソーシングだと記名させてもらえる案件が見つかりにくいこともあるので、次の方法も並行していました。

2:ツイッターで実績を作り編プロに所属した

ツイッターで#ライター募集というハッシュタグを見てみると、

ライターを探す編集者・メディアのつぶやきがたくさん見つかります。

私は主にこのようなつぶやき経由で応募し、初期の実績を積みました。

以下の実績は、ツイッター経由のものです(代表的なものだけ載せます)。

ツイッターは情報の流れも早く、息抜きついでにチェックできるのがメリットですが、

広告費が0円である分、予算の低い案件も多かったり、

メディアを始めたばかりでレギュレーションがしっかり固まっていなかったりという場合もありました。

そのため、手放しでおすすめできる方法ではありませんが、

それでもチャレンジしたい!という方の場合は、記名記事への近道だと思います。

また、それとは別に編集プロダクション(以下、編プロ)にも所属しました。

クラウドソーシングが「何でも屋」なら、編プロは「ライティング専門業者」というイメージです。

私は株式会社YOSCAという編プロに所属しているのですが、

そこでは会社(YOSCA)が取ってきてくれた仕事を適宜振ってもらい、納品することで、部分的に報酬をもらっています。

編集者もおり、ライティングを専門に請け負っているため、

受注単価がクラウドソーシングより高く、手に入る報酬も2〜5円程度と高めです(個人差があります)。

記名記事が回ってくるかは運や営業次第ですが、こちらでも可能性はあります。

クラウドソーシングと違い、編集者の信頼を得れば積極的に案件を振ってもらえるようになるため、

高単価かつ営業の手間が省けるのがメリットです。編プロによっては福利厚生がつくこともあります。

所属にはテストライティングや実績の提示が必要な場合がほとんどですが、

クラウドソーシングである程度ライティングに慣れてきたら、挑戦してみるといいと思います。

3:クリエイターEXPOで営業した

クリエイターEXPOとは、毎年4月第一週の水~金に行われる大商談展です。

ざっくり説明すると、会場の東京ビックサイト内に3日間自分の商談ブースを出すことができ、

クリエイターを探しているクライアント(企業・個人)がそれを見にきて良さそうな人に声をかける、というイベントです。

私も毎年出展(参加)しており、記事も書いているので詳しくはこちらをどうぞ。

大事なのは、そのクライアントさんの中には有名出版社・TV局などの普段お会いできない方々も多数いるということ。

KADOKAWAさん・マイナビさんとのお仕事は、どちらもこのクリエイターEXPOで決まりました。

そのお仕事はこちら。(初期の記事のみリンクはります)

出展料が来年は14万円とちょっとお高めなのですが、

3日間まるまる出展でき、普段お会いできないクライアントさんとの出会いが期待できることを考えると

投資しても惜しくない額だと個人的には思います。

ちなみに、1年目はクリエイターEXPO経由で合計100万円以上の案件を受注しました。来年も出ます。

既に来年の受付は始まっており、作家・ライターゾーンは半分ほど埋まっていたので

気になる方はお早めにどうぞ!

今年は8月に個別出展相談会もあるようです。

日時:2019年8月17日(土)、24日(土)、その他希望日
10:00〜18:00(一組30分程度を予定)
場所:新宿野村ビル 18F

資料請求・相談会のお申込みはこちら。

出展検討のための各種申込み(無料)

まとめ:いかに早く実績を積めるかが勝負。まず数を打とう

振り返ってみると、1年目にKADOKAWAさん・マイナビさんとお仕事ができたのは、

タイミングの良さが重なったことが大きいと思います。

そして、そのタイミングをつかむためには、とにかく数を打ってチャンスを掴みまくることが大事です。

ライターは実力主義なので、職歴の短さは実績の多さや質でカバーできます。

特に公務員・会社員経験のある人なら、「ビジネス基礎力がある」とみなされ、ライター歴の短さはカバーしやすいです。

手の届く範囲から実績を積み上げて、クリエイターEXPOなどのチャンスのある場所に飛び込めば、

大企業とのお仕事はもちろん、自分の書きたい分野の専門ライターになれるチャンスも広がると思います。

まずは地道に、でも戦略的に、実績を積み上げていきましょう!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


ABOUTこの記事をかいた人

ライター/田舎フリーランス養成講座講師。 初月17万達成。FMラジオ「たくまのkokoroここからだ!」出演。note「元公務員ライターが教える、未経験から初月17万円稼ぐ17の方法」発売中。1988年生まれ。法政大学卒業後、都内某役所で5年間勤務。田舎フリーランス養成講座を受講後退職、独立。