国保と国保組合、安いのはどっち!?比較方法を画像で解説

こんにちは、元公務員ライターの新美(@inaka_free213)です。

私、継続していた社会保険が6月末に失効します。

ということで、国保に切り替えるか、国保組合に入るかで悩んでいます。

なぜなら、国保組合の方が国保より安い場合があると聞いたからです。

比較してみた結果、私は国保の方が安かったです。

ただしどちらが安いかは人によるので、意外と簡単な料金の比較方法をお伝えします!

【比較の前に】国保組合とは、国民健康保険法に基づいた組合

国保組合とは、国民健康保険法に基づいた組合です。

同業種の従事者が集まり組合員となって構成される組合であり、例えば

など、職種別に様々な組合があります。

ライターなどのweb系フリーランスが加入したい場合は、

「文芸美術国民健康保険組合」に入ることが多いのだとか。

ただし、各組合に入るためには、その組合が認めた団体(日本デジタルライターズ協会など)に所属する必要があり、

所属するには2年以上の活動実績が必要・入会金&年会費がかかるなどの条件が定められていることがあります。

また、保険でカバーできる範囲も国保とは違うので、

詳しくは各組合HPでご確認ください!
参考:文芸美術国民健康保険組合

また、私が愛用している『フリーランス税本』の64p~にも記載がありますのでぜひ。

最も簡単な比較方法

文美組合と国保を比較する場合、最も簡単な比較方法は

文美組合公式HPの比較検索を使うことです。

「保険料」のページにある「保険料の比較」コーナーで必要事項を入力していくだけで、

国保と国保組合(文美組合)のどちらが安いか計算してくれます。

ただし、東京23区にお住まいの場合しか比較はできないので、

それ以外の地域にお住まいの方は、それぞれ計算して比較しましょう。

国保料の計算方法

国保料の計算方法ですが、「大体の金額がわかればいい」という方は、

お住まいの地域の市役所に電話すると計算してくれます。めっちゃ楽。笑

ただしその際、

  1. 加入者の人数
  2. 加入者の年齢
  3. 保険料の算定をする期間
  4. 加入者の前年度中の総所得金額等(確定申告書や源泉徴収票に記載)

を聞かれるので、事前に準備して電話しましょう

  4.加入者の前年度中の総所得金額等(確定申告書や源泉徴収票に記載)

は確定申告書のここです。

所得はここです

かける時は、「国民健康保険課」的な名前の課にかけてくださいね。

自分できっちり計算したい!という方は、

計算方法を「社保から国保に切り替える方へ!国保料の計算方法」に書きましたので、ぜひご覧ください!

ちなみに、節税しまくった私の国保料は17,000円/月程度でした。社保より全然安いやん…笑

国保組合料の計算方法

こちらは特に計算不要で、所属している組合(文美組合など)のHPに書いてあります。

文美組合の場合、令和元年度の保険料は月額19,600円。

40歳以上の方や2人以上の世帯に属している方は、もう少し上がるので、

「保険料の比較」コーナーで調べてみましょう。

まとめ:今年は国保の勝ち!(ただし人による)

比較した結果、私の場合だと…

国保:約17,000円/月

国保組合:19,600円/月

ということで、約2,500円/月ほど国保の方が安かったです。

年間にすると約30,000円もお得

国保料は前年の所得によって毎年変わるので、毎年きちんと計算・比較するといいと思います。

私は国保の方が安かったですが、

目安として所得(収入-経費)が200万円以上の方は国保組合も考えた方がいいと思います。

ちなみに社保から国保に切り替えるには、社保の資格を喪失してから2週間以内にお住まいの地域の市役所で手続きをすればOK。

私の住んでいる自治体は支所・出張所でも受け付けてくれるし、持ち物も

  • 顔つきの身分証明書(運転免許証など)
  • マイナンバーがわかるもの(マイナンバーカードや通知カード)
  • 社保の資格喪失証明書(資格喪失前に社保の組合などから送られてきます)

だけでOKとのことでした。

ということで、保険料比較は面倒に思われがちですが、やってみたら案外簡単です。

これで年間30,000円も得するなら、やらない手はないですよね。

社保からの切り替えの際はぜひ比較のうえ、ご自身にあった健康保険を選んでみてくださいね!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


ABOUTこの記事をかいた人

ライター/田舎フリーランス養成講座講師。 初月17万達成。FMラジオ「たくまのkokoroここからだ!」出演。note「元公務員ライターが教える、未経験から初月17万円稼ぐ17の方法」発売中。1988年生まれ。法政大学卒業後、都内某役所で5年間勤務。田舎フリーランス養成講座を受講後退職、独立。