こんにちは、元公務員ライターの新美(@inaka_free213)です。
29歳の時、スキルなし・コネなしでいきなりライターになった私ですが、
正直、フリーランスになりたいだけでライターじゃなくてもよかったんです。
今回は、数あるフリーの業種からなぜライターを選んだのか、そして実際なってよかったのかをお伝えします。
読み書きに慣れていたから
「ライター=書く仕事」ということで、
mixiやTwitterなど、ネット上で文章(といっても日記とかw)を書くことに慣れていたこともあり、
また、読書が好きで大学時代に100冊以上は読んでいたので、ライターを選びました。
もちろん、小説のような長い文章を書いていたわけでも、毎日書いていたわけでもありません。
たまに日記を書いたり、悩んだ時にノートに2ページくらい書きなぐったりするくらいです。笑
でも、「書く」ということが比較的好きで抵抗がなかったので、ライターは初めから第一志望でした。
また、「読む」ことが好きで実際冊数もまあまあ読んでいたので、
語彙力にはちょっとだけ自信があったということもあります。
実際「書く力」は、書くことに抵抗がなければやりながら伸ばせます。
むしろ「読む力」の方がライターになってから重宝しました。
ライターは「書く仕事」というより「調べて書く仕事」なので、
リサーチ時にたくさんの参考記事や書籍を読みます。
そこに抵抗がなかったのは、ライターとして大きな財産だったと思います。
他の利点もまとめると、
- 書く時の言い回しに困ることが少ない
- 参考記事を読み込むのが苦にならない
- レギュレーションが長くても心が折れにくい
ということで、読み書きに慣れていたという点はライターに向いていたな…と思いました。
即金性が高かったから
役所を辞める前、田舎フリーランス養成講座の事前面談に行ったときに、
創始者の池ちゃん(@ikechan0201 )に「ライティングはすぐ稼げるよ」と具体的な数字を教えてもらいました。
ライティング初心者だと…
- 相場は1文字1円
- 1時間に1,000字書けることを目指す
- つまり時給1,000円
- 月20日、1日8時間稼働で月収16万円
「生活費を稼げるか」という点に一番の不安があった私は、
具体的な数字を教えてもらえて、しかもすぐお金になる仕事だということを知って
ライターになりたいという気持ちががぜん強くなりました。
実際、独立初月は17万円分の仕事を受注できたので、
正しい方向に努力できれば、ライターは即金性の高い仕事だと思います。
スキルがなくても始められたから
ライター以外の仕事で興味があったのは、デザイン・プログラミングでした。
でも、デザインは相場も自分にセンスがあるかもよくわからず、コンペ方式なので即金性が低めだし
プログラミングはまず言語を覚えなければならないし、案件によっては納品までに時間がかかるので
結局、特にスキルがなくても始められるライターを始めることにしました。
「スキルがない」といっても、ある程度受験勉強を頑張った方は、小論文の試験対策をしてますよね。
「結論→理由→まとめの順で書く」「理由は3つ程度」「各段落の分量を調整する」
などのノウハウは、ライターになってもそのまま使えます。
また、クラウドソーシングでライターの仕事を始めた当初は、
飲食店のレポートを700字で20記事書くものもあれば、
リフォームの見積書の見方を6,000字で書くものもあって、
「かなりピンキリな仕事だな」と思ったことを覚えています。
実際スキルなしでも1文字1円の仕事を取れましたし、
今はスキルに応じて単価が上がり、1文字5円以上の仕事をもらえるようになりました。
最初にスキルがなくてもできるし、スキルが上がれば単価も上がるということで、
ライターは攻略しやすい仕事だと思います。
まとめ:手段を選ばないならライターはおすすめ!
「この仕事をしたい」というより「時間や場所を選ばない働き方がしたい」という方には、
ライターはとてもおすすめな仕事です。
向き不向きはありますが、即金性が高く1記事2,000~3,000字程度の量であることが一般的なので、
「フリーランスになりたいけど職種の希望は特にない」「何が向いているのかわからない」
という方は、まずライターをやってみるといいと思います。
もしあまり向いていなかったとしても、お小遣い程度にはなりますしね。笑
1記事2~3時間で書けるので、特に女性は出産・育児中も稼げる道が開けるのが大きなメリットです。
そして、向いていた場合はライティングスキルを高めてブログやアフィリエイトに活かしたり、
講師をしたりできるという汎用性の高いスキルなので、私はライターになってよかったと思っています。
他のスキルも高めつつ、今後も長く続けていきたい仕事です。
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