こんにちは、元公務員ライターの新美(@inaka_free213)です。
先日、「ライターになりたいが、どのような準備が必要ですか?」というご質問を頂きました。
田舎フリーランス養成講座…はおすすめしまくっているのでさておき笑、
1人で、かつ副業が難しい公務員の方でも可能な方法に絞って、必要な準備をまとめてみました。
ちなみに、独立全般に対する準備についてはこちらの記事をどうぞ。
↓
「公務員を辞めようと思っているあなたへ。「辞める準備」リスト」
目次
たくさん読書をしておく
ライターは「書く仕事」と思われがちですが、意外と「読む仕事」の割合が多いです。
記事を書く際、その材料を探すために参考記事をたくさん読むからです。
読むことに抵抗のある方は、書くことが好きでも結構苦戦してしまうのでは…と思うくらい読みます。
なので、普段活字を読む習慣の少ない方は、まず「読むことに慣れる」という意味で
日常的に読書やweb記事を読む習慣をつけておきましょう。
ただし、web記事の場合は信ぴょう性に欠ける場合も多々ありますので、
できればたくさんの人の目が入ってから世に出されている書籍がおすすめです。
また、語彙を増やすという意味でも読書はかなり役に立ちます。
書こうと思った時、使えるのは自分の頭の中にある語彙だけだからです。
難しい表現は結局ボツになるので不要ですが笑、一つの事柄に対してさまざまな表現ができるよう、
描写の多い小説などを読むのがおすすめです。
分からない単語はなんとなく飛ばさず、ネット辞書でいいので調べる癖をつけましょう。
「日本語って面白い!」と思えるようになったら、ライターを楽しめる素質があると思います。
そしてもし可能なら、『記者ハンドブック』を通読すると、かなりセンスが磨かれます。
この本は多くのメディアが表記のお手本にしている本なので、
ライターになった後も、表記に迷ったら辞書代わりに使えます。
ライティングに関する本を読んでおく
小説などとは別に、ライティングの技術に関する本も読んでおくと、スタートダッシュが速く切れます。
『頑張ってるのに稼げない現役webライターが毎月20万以上かせげるようになるための強化書』吉見夏美
この本は、Lancer of the Year2015ママランサー賞を受賞された吉見夏美さんが書かれた本です。
私も読みましたが、一つ一つ丁寧に書かれており、
「クライアントに送るメール文例」などそのまま真似して使えるページもたくさんあるので、
実務にかなり役立つと思います。
『沈黙のwebライティング』松尾茂起
こちらの本、実は読んでいないのですが笑、誰に聞いてもおすすめされます。
そういった意味で今回挙げてみました。
ライターになるとSEOという技術を求められることが多いのですが、
この本はSEOについてきちんと理解できるよう、物語仕立てで話が進みます。
いきなり「SEOできますか?」と聞かれてパニックにならないよう、
先に読んでおくといいと思います。
『フリーランスの教科書 1年生』高田ゲンキ
この本は以前「全フリーランスにおすすめ!『世界一やさしい フリーランスの教科書 1年生』高田ゲンキ著」
でもおすすめしたのですが、
ライターに限らず、他のweb系フリーランスにも興味がある方におすすめです。
ライティング技術というよりは独立について詳しく書かれている本で、
確定申告や税金関係、営業方法についても記載があり、困ったときの一冊としてかなりおすすめです。
タイピングスピードを上げておく
初心者ライターの場合、「1文字1円以上・1時間に1,000字執筆」をまずは目指します。
この単価・ペースだと時給1,000円なので、月20日・1日8時間労働したとしても月収は16万円。
ただし、タイピングスピードが速くこの倍で書けるとなると、時給も倍なので月収は32万円になります。
さすがに倍になるのは難しくとも、タイピングスピードが上がれば上がるほど、時給も上がります。
逆にいくら文章の組み立てがうまくても、頭に指が付いてこなかったら時給は上がりません。
私の場合、小さい頃は親にTVゲームで遊んでいい時間を決められていたのですが、
「beatmania打(だ)!!」というタイピングゲームだけは無制限でやってもよい、というお達しを受け、
両親の思惑通り、タイピングスピードを上げられたのでした。(ありがとう両親…)
ということで、タイピングゲームなどを利用し、タイピングスピードを上げておくのがおすすめです。
無料のツールだと、「寿司打」・Benesseマナビジョン「タイピング練習(日本語編)」などが挙げられます。
特に「タイピング練習(日本語編)」はタイピングスピードが計れるので、
定期的に挑戦して成長度合いを確認するのがおすすめです。
参考までに、私の速さは準2級/946字でした。結構制限時間が長いので、覚悟して挑戦してみてください…!
まとめ:個人でやれることはたくさんある!まずはできることから
ライター養成講座に通うか否かにかかわらず、個人で働きながらできることはたくさんあります。
特に今回挙げた3点については、ライターになってからでは勉強する暇がなかなか取れないので、
働きながら独学したいと思っている方に特におすすめです。
講座に通う暇がなくても、副業が禁止でも、できることはあります。
向き不向きはやってみないとわからないので、まずは少しずつスキルを積み上げていきましょう!
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