こんにちは、元公務員ライターの新美(@inaka_free213)です。
先日、ついにずっと気になっていた宝塚を観に行きました。
宝塚好きの友人が無料招待チケットを譲ってくれ、なんと無料で観に行けることに…!!神!!!
数日間、舞台の余韻が消えないほど素敵でした。
今日はそんな初・宝塚観劇をレポしたいと思います!
※宝塚は著作権等厳しめなので、画像少なめでお送りします。
目次
演目は『オーシャンズ11』。るろ剣・花男なども

この日観に行ったのは、宙組(そらぐみ)公演の『オーシャンズ11』。
「え!?あの映画の?」って思いますよね。私も思いました。笑
でも、意外と『るろうに剣心』とか『花より男子』とか、
最近の漫画・映画をもとにした公演も結構あるんだとか(るろ剣、観に行きたかった…!)。
『オーシャンズ11』は2011年に星組、2013年に花組で演じられていて、
今回の公演はなんと3回目。
ラスベガスを舞台に、11人のチームでホテル王の金庫破りを行う本作。
「有名な映画が題材なら初めてでも観やすいかも!」と思い、うきうきしながら観に行きました。
開演前、既に楽しい!ボルテージは最高潮に

観劇当日。公演が行われる東京宝塚劇場は、日比谷駅から徒歩5分ほどのところにあります。
まず思ったのは、建物が大きくてきれい…!
劇場ってもっとドーム型で小規模な場所をイメージしていましたが、
タワーマンションかと思うほど立派なビルでした。
中に入ると、おしゃれした女性たちがたくさん。
この時点でちょっと気持ちが華やぎましたが、内装がまたすごい。
一面の赤いじゅうたんに、天井には大きなシャンデリアが。
手すりの装飾まで優雅な模様で、「城かな?」と思いました。笑 これはうきうきする…!!
圧倒されつつも、一角に写真撮影ブースがあったので思わず撮影。笑
他にも、この公演限定の撮影パネルがあって、そこにも絶えず行列ができていました。
また、館内に100円のロッカーもあるので、少々荷物が大きくても安心です。
売店では、観劇の合間に飲食するための軽食や飲み物、記念デザートやカクテルまで売っていました。
持ち込み可なので、夕食には駅近くのコンビニで買ったサンドイッチを持っていましたが、
早くもテンション爆上がりの私は、記念カクテルを注文。笑

買ってすぐ飲んでもOKですが、上演中は飲食禁止なので、休憩中に伝票を引き換えて飲むことに。
これがすごくよかったです。並ばず引き換えるだけなので、幕間30分の休憩を有効活用できました!
アルコール度数は3%で酔いすぎることもなく、ほんのりチョコの風味がする美味しいお酒でした。
また、劇場内の売店ではちょっとしたお土産も売っています。
友人にすすめられ、つい買ってしまいましたw(ほぼここでしか買えないそうです!)


540円とお手頃価格だしおいしいし、宝塚っぽくておすすめです!
観劇の感想「語彙が足りない」

ここは撮影OKでした!Vtuberとかプロジェクションマッピングとか、演出もすごかったです。
ネタバレになってしまうので、ストーリーについては伏せますが
初観劇の感想を書きます。
宙組トップスター・真風さんがイケメンすぎた
主役のダニーを演じたのは、宙組トップスターの真風涼帆(まかぜすずほ)さん。
もうね、完全に男性にしか見えませんでした。何なのあの色気…!!!!
声も低くて声量がすごい。歌なんてもちろん抜群なので、真風さんが歌うたびにガン見していました。笑
友人がオペラグラスを貸してくれたのですが、そのおかげで2階席からもバッチリ見えてよかったです!
買おうかな…(借りたのはこれ↓ではないけど、安く買えるんだな…)
でも、オペラグラス自体は劇場でレンタルできるそうです(最初に5,500円払いますが、無事返却すると5,000円返ってきます)。
整ったお顔はもちろん、背の高さもすごくて(175cmだそうですが、もっとあるように見えた)、
相手役の星風さんとはほぼ頭一つ違いました。理想の身長差…!
ダンスや殺陣もどこか余裕のある振る舞いで、「ダニーってそうだよな…」と知ったかぶりで納得。笑
その余裕や一つ一つの振る舞いが、どこからどう見ても男性なんですよね。
「イケメンは振る舞いである」ということを学びました。
宙組トップ娘役の星風さんの、素敵さにため息
相手役のテスを演じた、宙組トップ娘役の星風まどかさんもすごく好きでした。
美しいお顔も好きだけど、何より声が綺麗すぎる。
「歌姫」「鈴を転がすような声」とはこのことを言うんだな…と惚れ惚れしてしまいました。
スタイルもすごくよくて、ボディラインがよくわかるドレスが似合う似合う。
ロングドレスで踊る時も、ドレスのすそがふわっと広がって綺麗だったし、
ヒールでロングドレスなのにちっとも意に介さず、のびのび踊っているように見えて、
「さすがすぎる…私なら5秒で転ぶ…」と見入ってしまいました。
また、衣装が素敵なんです。目が覚めるようなライトグリーンのドレスや純白のドレスに、
金髪に映える銀や黒のショートドレス。
乙女なら一度は着てみたいと思うような衣装ばかり出てきて、全部お似合いだから脱帽なんです(憧れ…)。
宝塚って男役に注目が集まりがちですが(私も男役ばかり見ると思っていた)、
娘役の素敵さを思い知らされました。
素敵な分、その裏の努力を感じて泣ける
昔からTVでよく「宝塚合格発表の様子!」とか「音楽学校の厳しいレッスン!」とか
やってるじゃないですか。ああいうの好きでよく見てたんです。笑
実は中学のクラスメイトに宝塚に行った子がいて(もう退団しています)
インスタとかで活躍をこっそり見て「私も頑張ろう」と思っていたので、宝塚にはちょっと思い入れがありました。
試験がめちゃくちゃ厳しいことも、音楽学校の教育自体が厳しいことも、メディアを通じてですが知っていたので、
それを乗り越えてこんな素敵なショーを…すごく努力されたんだろうな…ありがとう…
という感じで危うく泣きそうになりました(おばあちゃんw)。
あそこまで完璧に美しい演技・ビジュアルを保つためにはどれだけの努力をしたんだろうと思うと、
私も頑張らなくちゃ…!!と勝手に背筋が伸びる思いでした。
おみやげには「キャトルレーヴ」

素晴らしい観劇の後は、おみやげを買いたい…となりそうなところですが、
実は、観劇前に劇場内にある宝塚グッズショップ「キャトルレーヴ 東京劇場店」に寄っていました。
なぜ観劇前かというと、今回観に行った公演は18:30~の公演で、終わるのは21:30。
「キャトルレーヴ 東京劇場店」の営業時間はその日11:00〜20:30だったので、友人が先に連れてきてくれたんです。
中には、タカラジェンヌを模したドレス姿の女性の刺繍のハンカチや、すみれ色の文房具など
普段使いにも良さそうな可愛い小物をはじめ、タカラジェンヌたちの生写真、CD、など
ありとあらゆるグッズが勢揃いしていました。
生写真のコーナーを見て、モーニング娘。最盛期の原宿を思い出す私(竹下通りとは比べ物にならないほどきれいですが)。
あとは定番のプログラムや、「宝塚に行ってきました」系のお土産用お菓子もずらり。
私はここではパンフだけ買いましたが、全出演者の顔写真やトップスターたちの大きな写真、劇中の歌の歌詞など、
1,000円でこの充実度は破格…!!
稽古の様子のカットなども入っていて、観劇前に読むのももちろん楽しいですし
初なら観劇後に読むと「舞台で素敵だったあの人、こんな感じで練習してたんだ…」と2度楽しめます。笑
まとめ:フェアリーは本当にいた。沼にはまる予感…笑

タカラジェンヌのことを、通称「フェアリー」と呼ぶそうなのですが、
「フェアリーは実在した…」と思いました。笑
オペラグラスってずっと腕を上げることになるから結構疲れるんですが、
とにかく観たくて、ずっと使ってました。笑
今回初ということで全然タカラジェンヌに詳しくない状態で行きましたが、
これは1回でもお気に入りの人が見つかります。私は真風さんが好きです。笑
プログラムには、出演者全員の顔写真と名前が載っているので、
これは絶対に買っておきましょう。笑 帰宅後、ビールを飲みながらプログラムを眺めるのが至福すぎます。
帰りに友人が送ってくれた公式動画やクオリティ高すぎのブロマイド写真(のEC画面)を見て、
「沼にはまる音がする…」と思いました。笑
いやまだ!!まだはまりきってはいませんが!!!
「とりあえず全5組観に行きましょう!」と言ってもらえたので、なんか観てしまう気がします。笑
あそこまで美しく完璧な夢を見せてくれるジャンルってなかなかないと思うので、
気になっている方は、ぜひ早めに観に行ってみてください!きっとはまります。笑
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