働き方インタビュー②【後編】高田ゲンキさん~イラストレーター~

飼い猫のちまきちゃんに新作おもちゃを5分で壊された新美(@inaka_free213)です。噛み癖がすごい。

さて今回は、中編に引き続き、高田ゲンキさん(@Genki119)への働き方インタビュー【後編】をお届けします。

フリーランスをテーマに漫画を描いたきっかけ・著書について・仕事に悩んでいる方へのメッセージ等についてお話しくださいました!

フリーランスについて描かれたこの書籍ですが、このテーマを描こうと思ったきっかけを教えてください。

これは本書『フリーランスで行こう!』のあとがきの一節を引用させてください。

フリーランスでしっかり稼げて健康で英語がある程度できたら、人生の問題の9割以上は解決する。特にフリーランスになれるかどうかが大事。そして、“人生の問題の解決”こそが究極のライフハック」

本書『フリーランスで行こう!』は、ウェブメディア ThinkIT(シンクイット)で連載している『ライフハックで行こう!』の中のフリーランス編(フリーランスのススメ)に加筆修正をしたものですが、連載中に時々受けた「ライフハックをテーマにした漫画の中で、なぜ長期にわたってフリーランスについて描いているのか?」という質問に対して、僕は必ず冒頭のように答えていました。

「人生の問題の9割以上は解決する」というのは、具体的にどういうことでしょうか?

まず、「幸せな状態」とはお金・人間関係・健康についてクリアできている状態だと思います。

なので例えば人生の問題とは、「嫌な人と付き合わなきゃいけない」とか、「会社でいろいろ我慢しなきゃいけなくて病む」とか、そういった問題ですね。

人間関係は特にいろいろで、例えば「ご近所さんに変な人がいる」とかよく聞きますけど、フリーランスなら来週には家を引き払って出ていけます。決まったコミュニティに属すると起こる「クラスのいじめ」のようなものが成立しないんです。それが一番強いと思います。

健康については、例えばこの先10年働かなくてもいいくらいお金があれば、ちょっと病気しても平気ですよね。フリーランスであれば「それくらいたくさん稼ぐ」という事も可能です。

また、僕は34~35才のとき、不健康な生活をすると体がむしばまれている感じがして、お酒をやめました。すっぱりお酒とかタバコをやめられるのも、フリーランスならではです。

飲み会で「コーラとかでいいよ」って言ってくれる会社って、少ないじゃないですか。フリーランスはそういうお付き合いもないので。

フリーランスは、コントロールできる範囲がすごく広いんです。会社員の人だとコントロールできない理由が多いですが、それはフリーランスになったら解決できることが多いです。一つ一つの悩みを解決するより、フリーになれる状況を作っておくほうが、様々な問題を解決できると思います。

出版に際しかなり加筆・修正されたそうですが、中でもオススメのエピソードがあれば教えてください。

特に読んでいただきたいのは、僕がフリーランスになって3年目に、仕事が順調だったことで油断して本来の方向性を疎かにしてしまい、それまでと違った方向性のイラスト作品で個展を開いて、大失敗したエピソードです。

その名も「個展でコテンパン」です(ちなみに、このエピソードタイトルは編集者の伊藤さん(thinkitlifehack)が出してくれて、即採用になりましたw)。

ブログに「全ての人に読んでほしい本」とありましたが、あえて言うなら、1番読んで欲しいのはどういう方ですか?

僕の発信にはひとつのテーマがあって、それは「昔の自分に向かって発信する」というものなんです。

与えられた価値観には全く満足できず、自分なりの働き方や生き方をしたい。でも、選択肢を知らないばかりにどうしたら良いのか分からず、不安やもどかしさばかり募らせていた、若い日の自分。

そんな若い自分が、今僕が発信している情報を目にしたら、「まさにこういう事が知りたかった!」と感動してブログやマンガを隅から隅まで読んだはずなんです。

そんなあの頃の僕みたいな若い人が、今この時代にもいるはずで、そういう人たちが一人でも多く僕の発信をキャッチして、生き方にひとつの選択肢を増やせたら…という願いがあるので、この本もまさにそういう人たちに一番読んでほしいですね。

この書籍を通して、どんなことを伝えたいですか?

伝えたいことは2つあります。

① 周りが「無理」とか「諦めろ」と言っても、自分がやりたいことがあるなら、絶対に諦めずに頑張ったほうが良いということ。

もちろん頑張れば必ず成功できるわけではないですけど、もし挫折したとしても、自分を信じてやれるだけやりきった上での挫折なら納得がいくはずです(僕の場合は、バンド活動がこれにあたります)。

マンガに描いた、僕のイラストレーターとしての独立みたいに、周囲の予想に反して上手くいくケースだってあるんです。

② フリーランスの働き方が、人生の可能性を無限に広げてくれるということ。

今回の著書は、15年前の会社員デザイナーだった僕が、会社員生活に不満を抱えているシーンから始まります。実際あの頃の僕は本当にさえなくて、客観的に見たらお先真っ暗な人生でした。

その後の僕がイラストレーターとして10年以上活動したり海外移住をするなんて、当時は誰も想像もできなかったはずなんです。そんな人生の逆転劇を可能にしてくれたのも、フリーランスというワークスタイルでした。

そして、この本の出版という出来事もまた、僕の人生にとっては超ビッグなイベントなんです。考えてみれば、それもまたこれまでの延長上にあるというのが、何とも感慨深いと思っています。

これからのゲンキさんの展望を教えてください。

とにかくさしあたっては、今回出版する『フリーランスで行こう!』がたくさん売れるように頑張りたいですね。そして、このシリーズをもっともっと多くの人に知られるものにして、2冊3冊…と続編を描いていきたいと思っています(フリーランスに限らず、ライフハック全般をテーマに)。

もう少し長いスパンでは、せっかくドイツにいるので、もっと海外のクライアントとのイラストの仕事(マンガではなく)を増やしていきたいと思っています。この辺は、ローカライズ含めて時間をかけてやっていくべきことなので、少し先になりそうですが。

そんな感じで仕事をしつつ、妻と一緒に育児をして、日々成長する息子の変化を楽しみたいというのが一番の願いですね。今は全ての仕事の根底に最も大きなモチベーションとして「息子を幸せにしたい」という強い思いがあります。

仕事が辛く悩んでいる方に一言、メッセージをお願いします。

僕自身も20代の頃、働き方に悩んで辛かった時期を経験していますし、ブログやマンガで発信を始めてからは、そういう悩みをもつ若い人たちから相談を受けることも増えました。

過去の自分も含め、多くの人の仕事に関する共通の悩みは、理想と現実のギャップだったりすることが多いんですけど、理想が漠然としていて具体的に何を目指せばいいのかわからない人ほど、辛い傾向があると感じてます。

そこさえ見えていれば、あとは逆算して頑張れば良いんです。でも、目指すものさえわからない状態では頑張りようもないので、余計に辛いんですよね。

なので、しんどい作業かもしれませんが、自分の理想を可能な限り明確にして今の自分に足りないものをあぶり出して、それを一つ一つ獲得する作業をしていくしかないと思っています。

楽ではありませんが、そのプロセスに入ってしまえば「夢に近づけている実感」を得られるので、悩みは薄れていくと思うんです。

付け加えると、すべての人に共通して役立つのはITスキルだと思っています。情報収集からスキル習得まで、ITリテラシーが高い人ほど効率的かつスピーディにでき、短時間で目標達成できます。

僕も、もし自分があと10年早く生まれてしまっていたら、この年齢で今のような仕事はできてなかったと感じています。急速に進化しているITにキャッチアップして、自分の生活や仕事を効率化して、納得の行く生き方や働き方を獲得してください!


自分の人生を主体的に生きるだけでなく、周囲の人の幸せも考えているパワフルなゲンキさん。一度きりの人生、こんな風に納得のいく生き方・働き方をしたいですよね!

ゲンキさんの著書は本日22日(水)発売です!気になった方はぜひ下記リンクから!

『フリーランスで行こう! 会社に頼らない、新しい「働き方」』

予約者には31日(金)まで予約特典あり!

ゲンキさんの新著『フリーランスで行こう! 会社に頼らない、新しい「働き方」』は8/22(水)発売ですが、予約後、31日(金)までに下記リンクからキャンペーン申込みをすると、描き下ろしの特別エピソードマンガ(PDF版)がもらえます!

キャンペーンの申し込みは31日(金)まで。タイトル決めからマンガの修正作業、編集者との衝突など、本書が刊行されるまでの紆余曲折を収録予定とのこと。私も申し込みましたw

興味のある方はぜひこちらから!↓

↓ゲンキさんのSNSはこちら↓

Twitter:@Genki119 
ブログ:Genki Wi-Fi
FB:https://www.facebook.com/genki.takata


そして、次回はインタビュー①の鈴木ゆきさんも卒業した、いなフリの創始者である「池ちゃん」こと山口拓也さん(@ikechan0201)の記事を公開予定です。お楽しみに!

なお、働き方インタビューは反応を見つつ、不定期で続けていく予定です(他の記事も書いていきます)。

また、「この人にインタビューしてほしい」「インタビューに出たい」といったご要望があれば、「問合せ」からご連絡ください。新美の独断と偏見でインタビューする…かもしれません。笑

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ABOUTこの記事をかいた人

ライター/田舎フリーランス養成講座講師。 初月17万達成。FMラジオ「たくまのkokoroここからだ!」出演。note「元公務員ライターが教える、未経験から初月17万円稼ぐ17の方法」発売中。1988年生まれ。法政大学卒業後、都内某役所で5年間勤務。田舎フリーランス養成講座を受講後退職、独立。