こんにちは、元公務員ライターの新美(@inaka_free213)です。
前回の記事に引き続き、今日もビーチサイド温泉リゾート「ゆうみ」の宿泊レポをしたいと思います!!
今回は「おいしさの秘密・姉妹旅館編」ということで、豪華な朝ご飯から魚の仕入れまで、写真多めでご紹介します。
近隣にある素敵な姉妹旅館もご紹介しますので、ぜひ読んでください!!
目次
朝に食べたいであろうものが勢揃い。豪華な朝食も半個室で
起きてまず思ったのは、「昨日あんなにたくさん食べたのに、胃もたれしてない…!」ということでした。
最近食べ過ぎると胃もたれしたりするんですが笑、それがなくて驚き。新鮮な海の幸だったからでしょうか。
そんなことを思いながら、朝ご飯会場へ。
朝はビュッフェ形式の旅館も多いですが、「ゆうみ」の朝ご飯は晩御飯同様、半個室でご飯を順番に持ってきてくれます。
その朝ごはんがこちら。
ボリュームたっぷりで、ランチョンマットに乗りきりません。カメラ外にもあります。笑
朝ごはんに食べたいであろうものが、一通り並んでいる…!!これ、理想の朝ご飯では?
焼き魚も、丸々一匹ずつ。朝から一人一匹食べることなんて、そうそうないですよね。
湯豆腐はシソ塩につけて食べました。
プルプルで滑らかな口当たりが最高で、朝から体も温まります。
カメラに移りきりませんでしたが、たっぷりのサラダも。
野菜不足の私にとっては、嬉しい限りでした。笑 しかもやっぱり新鮮でシャキシャキ。
白ご飯は、おひつからよそって食べるタイプでした。
晩ご飯と違い、料理が運ばれてくるのは数回なので、
あとは朝の海を見ながら、のんびりゆっくり食べられます。
たっぷり量のある朝ご飯でしたが、ゆっくり食べられたこともあり、
ほとんど完食しました。笑 美味しかった…!✨
ちなみに、食事な豪華なゆうみですが、
ゆうみの晩御飯は通常17,000円するそうです。
朝・夕食付き3階個室露天風呂付きの今回のプランは通常約27,000円~なので、
朝食・個室露天風呂もついていることを考えると、かなりコスパがいいことが分かりますよね。
交通費を入れても、東京のホテルと比べて断然新鮮でおいしいものを食べられます。
東京から車で約1時間半、海も見えて小旅行気分も味わえることも考えると、
ゆうみはやっぱり一押しの宿なのでした。
「ゆうみ」のお魚は毎朝入札したもの。だから新鮮で豪華
2日目は、ゆうみの食事にたっぷりと使われていた海鮮類が
どのように仕入れされているのか、特別に教えていただきました!
ゆうみでは、毎朝料理長が自ら地元の漁港に足を運び、入札で競り落とした新鮮な魚を使っています。
漁港はゆうみから車で5~10分ほど。海が近いので、本当に獲れたてなんです!
一般的な旅館などは、漁港から入札した魚が築地に並び、そこから仕入れたりするので
ゆうみはその分の仲介料もかからず、低コストで新鮮なうちにお魚を提供してくれているんです。
入札は、入札権を持ったそれぞれのグループが、種類別に魚1kgの値段をつけて、安いところが買い取れるシステム。
この入札、天気や日取りで日々値段が変わるため、相場を覚えるのに3年かかると言われているほど大変なんだとか。
そもそも入札権がないと入札に参加できないので、ここまでしているのは、千葉県の旅館でもほとんどないのだそう。
1日目に食べた金目鯛もいました。本当に目が金色…!写真でも新鮮さがわかります。
この日は見かけませんでしたが、1日目の岩牡蠣も養殖ではなく天然もので、
海女さんが12mほど海に潜って採ってきたものを競り落としているんだとか。
同じものを東京で食べたら、仲介料も価格に上乗せされるうえ、鮮度は落ちてしまいます。
そんな貴重な海鮮類を、新鮮で安く食べられるなんて…!もう一回食べたくなってきました。笑
ゆうみの豪華な海鮮類は、こうした日々の努力や、地の利を活かした工夫で提供されていたんですね。
近隣には姉妹旅館が3軒。それぞれのコンセプトも秀逸
これまでゆうみの紹介をしてきましたが、ゆうみを運営している「紀伊乃国屋グループ」では、
近隣でもほか3軒の旅館を運営しています!
どこもゆうみから車で数分の距離にあり、今回、そちらもご案内いただきました。
それぞれコンセプトなども違うので、ポイントを少しずつご紹介します。
安房温泉 紀伊乃国屋
紀伊乃国屋グループの元祖である、「安房温泉 紀伊乃国屋」。
四種の天然温泉風呂があり、美肌の湯としても評判が高いのだとか。
夕食もお部屋で食べられるうえ、伊勢海老もあわびも通常プラン内に込み。
入口にある掛け軸の「佳気満堂」とは、「佳気堂に満つ」(かき どうにみつ)と読み、
「良い気で満たせたお堂」「良い気で皆さんをお迎えする宿」という意味だそうです。
7室のみの旅館ですが、広々とした間取りなのでご家族連れにもおすすめです。
紀伊乃国屋 別亭
「大人の一休み」がテーマの、「紀伊乃国屋 別亭」。
「骨休めをしてほしい」との想いから、なるべく人に会わずお部屋で完結できるよう、ご飯は全てお部屋に持ってきてくれます。
その気遣いのためか、有名人がお忍びで泊まりに来ることもあるのだとか。
お部屋はメゾネットタイプで、全部で5室。
雛罌粟(ひなげし)、睡蓮花(すいれんか)、都忘れ(みやこわすれ)など、
花言葉に「一休み」などの意味のある、こだわりの名前が各部屋についています。
東京を離れ、静かに休みたい時にぜひ。
お宿 ひるた
コンセプトとして、大人だけが泊まれるよう取り計らっている「ひるた」。
全5室で、静かにゆったりとくつろげるのが魅力です。
朝は浜辺を散歩でき、もちろん海鮮類の鮮度も抜群。
3つの貸切露天風呂もあります。
「しっぽり」がコンセプトで、桑染(くわぞめ)・藍・薄紅など部屋に日本の色の名前がついています。
紀伊乃国屋グループの中で最もお手頃価格で泊まれるのも魅力です。
詳しくは公式HPをご覧ください!
まとめ:「ゆうみ」は素晴らしい宿でした。予約はお早めに!
全3回にわたってご紹介したビーチサイド温泉リゾート「ゆうみ」。
実際に泊まってみて、延泊したかったほど大満足の宿でした!
毎朝の入札についてや社長の旅館への想いを聞き、人気の理由にも納得。
これを知った今の状態で、また泊まりに行きたいなと思いました。
予約は3ヶ月前から可能になりますが、
紀伊乃国屋グループの旅館は大体90%以上予約で埋まっているという超人気の宿。
泊まってみたい方は、予約開始日に即予約するのがよさそうです。
記念日やクリスマス、年末年始など、気になる方はぜひお早めに予約を!
前回の「ご飯編」はこちら「千葉のビーチサイド温泉リゾート「ゆうみ」宿泊レポ【中編・1日目】」
ビーチサイド温泉リゾート「ゆうみ」
住所:千葉県鋸南町元名442
アクセス:電車の場合…JR内房線保田駅より徒歩20分(送迎車あり)
車の場合…首都高速湾岸線→東京湾アクアライン→木更津南JCT→館山自動車道(富津金谷IC)→国道127号 約1時間半
チェックイン:15~18時
チェックアウト:11時
予約:3ヶ月前の1日、10時より、電話またはWEBサイトから
(例:12月の予約は9月1日10時より)
電話番号:0470-55-0123(9時~21時)
公式HP:ビーチサイド温泉リゾート「ゆうみ」
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